アジア・クリーン・キャピタルとANDRITZが1.6メガワットの分散型太陽光発電をめぐる提携契約に調印

中国・仏山にて、2015年11月15日にアジア・クリーン・キャピタル(ACC)は今日、安徳里茨(ANDRITZ)と分散型太陽光発電をめぐる提携契約を正式に結んだことを発表しました。同契約によると、ACCは、広東省・仏山市禅城区と三水区に位置するANDRITZの二つの生産基地向けに、全額投資、システム設計、設備調達、現場取付と試運転調整及び長期運営・メンテナンスを含む太陽光発電プロジェクトに関わるワンストップ・エネルギーサービスを提供することになります。

太陽光発電システムによって得られるグリーン電力は、双方が合意した優待価格でANDRITZの工場へ売買されます。ユーザーとして、ANDRITZは前期投資をゼロに抑え、システム使用期間中に、エネルギーコストを継続的に減らすことができます。

ランニングコストの削減によってもたらされた経済効果のほか、太陽光発電システムはANDRITZが企業の社会的責任(CSR)目標をさらに短期間で実現するようサポートできます。伝統的な石炭火力発電所に比べ、1.6メガワットの太陽光発電システムはライフサイクル全般において、約4.8万トンの二酸化炭素排出量を減らすことができ、2000万リットルのガソリン消費量の削減と同等な効果をもたらすことになります。

ACCの最高経営責任者(CEO)を務めるThomas Lapham(唐瀚文)氏は、「ANDRITZと事業提携を展開することができて、大変光栄に思っています。ANDRITZは世界の工作機械分野でも最先端を行く会社で、水道・電気、パルプ製紙、金属業界、都市行政と工業領域の固液分離など様々な分野を網羅する事業に取り組んでいます。」と述べました。

また、「双方がANDRITZの華南地域における二つの協力プロジェクトで予想以上の効果を得られるように努めます。また、全世界で250以上の支社を有しているANDRITZと今後、より多くの協力を展開していくことを願っています。」とLapham氏が語りました。