2018年2月14日に、北京において、アジア・クリーン・キャピタル（Asia Clean Capital）と仏EDFエネルギー・ヌーベル（EDF Energies Nouvelles、以下「EDF ENR」という）は今日、中国で分散型太陽光発電プロジェクトを建設・運営するための合併会社を共同で設立することを宣言しました。アジア・クリーン・キャピタルは中国市場の先頭に立つ屋上太陽光発電デベロッパーであり、またEDF ENRは、世界最大規模を誇る電力企業の一つであるフランス電力グループ（「EDF」という）傘下で再生可能エネルギー事業を手掛ける会社です。新たに設立される合併会社は、両社の強み、すなわち中国分散型太陽光発電分野におけるアジア・クリーン・キャピタルの配置能力、及び世界分散型太陽エネルギー分野におけるEDF ENRの貴重な経験と工業企業のエネルギー吸収消化に対する専門ソリューションを存分に発揮します。
アジア・クリーン・キャピタルは屋上太陽光プロジェクトに専念し、企業客に全額投資、システム設計、工事施工及び長期運営・メンテナンスを含むワンストップ・エネルギーサービスを提供します。これまでに、中国における太陽光発電システムの投資・建設をめぐって、アジア・クリーン・キャピタルと協力を繰り広げてきた顧客のリストには、米プロクター・アンド・ギャンブル（P&G）、ダノン（Danone）、ネスレ（Nestle）、コカ・コーラ―（Coca-Cola）、フォルクスワーゲン（VOLKSWAGEN）、ユニリーバ（Unilever）、富士通（Fujitsu）など、世界でも名高い多くの企業が名を連ねています。
双方の協力はちょうどアジア・クリーン・キャピタルの高度成長期にあります。業務において、アジア・クリーン・キャピタルは3年連続で3桁の成長率を維持しており、業界から賞賛の声を幅広く勝ち取ってきました。2016年、アジア・クリーン・キャピタルは、世界の先端をいく技術サービスプロバイダであるTÜV NORDからの2016年度「最優秀分散型太陽光発電所デベロッパー」の栄冠に輝きました。そして、2017年、第3回中国エネルギー発展と革新組織委員会によって「2017年度中国エネルギー新鋭企業」に認定されました。
アジア・クリーン・キャピタルの唐瀚文最高経営責任者（CEO）は、「EDF ENRは世界の再生可能エネルギー分野で比類なき経験と強みを擁しており、EDF ENRと提携関係を結ぶことができて、非常に興奮しています。今後、各自の優位性を存分に発揮して、より多くの企業がグリーン電気エネルギーを生産・使用できるように支援します。」と語りました。
EDFは中国で30年以上運営しており、事業分野は原子力エネルギー、再生可能エネルギー及びエネルギーサービスなど多岐にわたります。EDF ENRのBruno Fyot最高執行責任者（COO）は、「低炭素エネルギー分野の世界リーディングカンパニーであるEDF集団傘下の子会社として、当社は分散型再生可能エネルギーにおける専門技術及び中国電力市場におけるEDFの経験を生かし、アジア・クリーン・キャピタルと手を携えて、両社が合同で設立したこの合併会社を大々的に発展させていきます。」と意気込みを語りました。
EDFについて
EDFはエネルギーモデル転換の主要参加者であり、統合型エネルギー会社です。その事業範囲は発電、送配電、電力取引、電力セールス、エネルギーサービスなど多岐にわたります。低炭素エネルギー分野の世界リーディングカンパニーとして、EDFは、原子力エネルギー、水力発電、再生可能エネルギーと火力発電を含む多様な発電ユニットを開発しました。またEDFは2,620万のフランス顧客を含む世界各地3,710万の顧客にエネルギーとサービスを提供しています。2016年、EDFの合併営業実績は710億ユーロ円に達しました。なお、EDFはパリ証券取引所に上場している会社です。
仏EDFエネルギー・ヌーベル
仏EDFエネルギー・ヌーベルはEDFの子会社であり、再生可能エネルギー電力市場のリーディングカンパニーです。その総設備容量は10ギガワット以上に上り、主に風力エネルギー（陸上と海上）と太陽エネルギー発電に集中しています。仏EDFエネルギー・ヌーベルは主にヨーロッパと北米で運営しており、またブラジル、中国、インド、南アフリカ、北アフリカ及び湾岸協力会議など発展の将来性が大いにある新興市場においても優位に立っています。そして、会社は海洋エネルギー、分散型エネルギーとエネルギー貯蔵など、再生可能エネルギー市場の他の分野でも活躍しています。仏EDFエネルギー・ヌーベルは再生可能エネルギープロジェクトの開発と建設に対する管理、及び自社プロジェクトと第三者プロジェクトの運営とメンテナンスを担当しています。
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アジア・クリーン・キャピタルについて
アジア・クリーン・キャピタル（英語表記はAsia Clean Capital、頭文字をとって「ACC」という）は、業界を牽引するクリーン・エネルギーのサプライヤーであり、主に中国でビジネスを展開する大規模グローバル企業および世界的に有名な中国企業へ向けて、「ワンストップ」のクリーン・エネルギーサービスを提供しています。屋上分散型太陽光発電プロジェクトに関して、システムの設計、工事の施工、設備の調達、政府機関の承認、システムの取付け及び長期保証のメンテナンスを含め、ACCはプロジェクト投資を100%請け負います。太陽光発電システムによって得られる電力は、事前の約定価格に基づき且つ電力網より低い価格で顧客へ提供します。1から20メガワットの電力供給を必要とする大規模製造企業がACCの代表的な顧客であり、長期的に提携する顧客のリストには、雀巣（Nestle）、コカ・コーラ―（Coca-Cola）、スワイヤー・グループ（Swire Group）、中糧集団（COFCO）、娃哈哈（WAHAHA）、達能（Danone）、上汽大衆（SAIC VOLKSWAGEN）、エスケイエフ（SKF）、ユニリーバ（Unilever）、米プロクター・アンド・ギャンブル（P&G）、アンドリッツ（Andritz）、武漢鋼鉄グループ（Wuhan Iron and Steel Group）、偉速達（VAST）、富士通（Fujitsu）、常石グループ（Tsuneishi Group）などの企業が名を連ねています。ACCは、北京、上海、天津、香港など各地にオフィスを開設しています。