中国・北京において、2016年7月12日に、アジア・クリーン・キャピタル(英語表記はAsia Clean Capital、頭文字をとって「ACC」という)は今日、トリナ・ソーラー(英語表記はTrina Solar、頭文字をとって「TSL」という)と分散型太陽光発電所をめぐる提携契約を正式に結んだことを明らかにしました。同契約によると、ACCとTSLは、今後の3年間において中国大陸部で300メガワット以上の分散型太陽光発電所プロジェクトを共同で開発することになります。同プロジェクトに関して、ACCはシステムの全額投資を提供するのに対して、TSLは太陽光発電システム搭載の屋上向けに技術支援、工事設計、業務コンサルティングなどのサービスを提供します。
ACCは分散型太陽光発電所の投資・運営を専門としたデベロッパーとして、世界でも名高い投資銀行であるゴールドマンサックスから、中国での投資を勝ち取った唯一の会社となっています。またTSLは世界最大の太陽電池モジュールのサプライヤーであり、業界トップのシステムインテグレーターでもあります。今回の提携により、双方はそれぞれの分野における各自の強みと影響力を十分に発揮することができます。その中で注目すべきなのは、ACCの強大な市場拡張能力と融資能力、及びTSLの業界における大きな影響力と政府機関との良好関係です。双方は屋上分散型太陽光発電システムの建設条件に合致した投資プロジェクトを共同で開発し、外資背景を持つ世界トップ500企業の工場、生産基地及び双方によって認められる他のプロジェクトを主なターゲットリソースとしています。
双方の共同開発による太陽光発電プロジェクトはライフサイクル全般において、約900万トンの二酸化炭素排出量を減らすことができ、37億リットルのガソリン消費量の削減と同等な効果をもたらすことになります。