アジア・クリーン・キャピタルと娃哈哈が提携 環境保全型の太陽光発電屋上構築へ

中国・北京において、2017年1月17日に、アジア・クリーン・キャピタル(英語表記はAsia Clean Capital、頭文字をとって「ACC」という)は、娃哈哈集団(WAHAHAグループ)と3.5メガワット規模の屋上太陽光発電システムとエネルギーをめぐるサービス契約を正式に結んだことを発表しました。同契約によると、ACCは浙江省・衢州市に設置された娃哈哈集団の二つの生産基地向けに、全額投資、システム設計、工事施工及び長期運営・メンテナンスを含む太陽光発電プロジェクトに関するワンストップ・エネルギーサービスを提供することになります。

太陽光発電システムによって得られるグリーン電力は、現地電力網の電気料金よりさらに安い約定価格で娃哈哈工場へ売買されます。ユーザーとして、娃哈哈集団は前期投資をゼロに抑え、エネルギーコストを継続的に減らすことができます。

ランニングコストの削減によってもたらす経済効果のほか、分散型太陽光発電システムは著しい環境保全効果をもたらすことができます。伝統的な石炭火力発電所に比べ、ACCの太陽光発電システムはライフサイクル全般において、約82,500トンの炭素排出量を減らすことができ、3,500万リットルのガソリン消費量の削減と同等な効果をもたらすことになります。

「娃哈哈集団と屋上太陽光発電プロジェクトをめぐって協力できて、大変光栄に思っています。」とACCの最高経営責任者(CEO)を務める唐瀚文氏(Mr.Thomas Lapham)が示し、また「娃哈哈集団は中国最大の食品飲料製造業者であり、中国全土で80以上の生産基地を有しています。当社はまず最初に、衢州に位置する娃哈哈の二つの生産基地向けに屋上太陽光発電システムの投資と施工サービスを提供します。今後、娃哈哈と更なる協力を展開していくことを期待しています。」と続けました。