アジア・クリーン・キャピタルとネスレが提携 太陽光発電システム搭載のグリーン屋上構築へ

中国・北京において、2016年12月7日に、アジア・クリーン・キャピタル(英語表記はAsia Clean Capital、頭文字をとって「ACC」という)は、天津天然鉱泉水有限公司(ネスレ)と屋上太陽光発電システム・エネルギーをめぐるサービス契約を正式に締結したことを明らかにしました。同契約によると、ACCは天津市・薊県に位置するネスレの生産基地向けに、全額投資、システム設計、工事施工及び長期運営・メンテナンスを含む太陽光発電プロジェクトに関するワンストップ・エネルギーサービスを提供することになります。

太陽光発電システムによって得られるグリーン電力は、市場競争力を備える約定価格でネスレ天津工場へ売買されます。ユーザーとして、ネスレ天津は前期投資をゼロに抑え、エネルギーコストを継続的に減らすことができます。

ランニングコストの削減によってもたらす経済効果のほか、分散型太陽光発電システムは著しい環境保全効果をもたらすこともでき、ネスレが企業の社会的責任(CSR)目標をさらに短期間で実現するようサポートできます。伝統的な石炭火力発電所に比べ、ACCの太陽光発電システムはライフサイクル全般において、約13,478トンの炭素排出量を減らすことができ、574万リットルのガソリン消費量の削減と同等な効果をもたらすことになります。

「ネスレ天津の生産基地向けに太陽光発電システムとエネルギーをめぐるサービスを提供することができて、大変光栄に思います。」とACCの最高経営責任者(CEO)を務める唐瀚文氏(Mr.Thomas Lapham)が示し、また「ネスレは世界最大の食品飲料生産企業であり、業界のリーティングカンパニーとして、ネスレは専門分野において各年齢層の消費者のために、より健康で素敵な生活を創るのみならず、企業と環境の持続可能な発展にも一貫して真剣で前向きな姿勢を保っています。ネスレとACCの太陽光発電プロジェクトにおける協力により、生態環境の構築に多大な貢献をしていけると確信しています。」と意気込みを語りました。