中国・北京において、2016年6月24日に、アジア・クリーン・キャピタル(英語表記はAsia Clean Capital、頭文字をとって「ACC」という)は今日カナディアン・ソーラー傘下の子会社(ナスダック銘柄コード:CSIQ)と分散型太陽光発電システムをめぐる提携契約を正式に結んだことを発表しました。同契約によると、ACCとカナディアン・ソーラーは中国大陸部で200メガワット以上の規模に達する太陽光発電プロジェクトを共同で開発することになります。その中で、ACCは太陽光発電システムの工事施工と全額投資に関するサービスを提供する一方、カナディアン・ソーラーは太陽光発電屋根向けに技術支援、工事設計、業務コンサルティングなどを含むサービスを提供する仕組みとなっています。
双方が同プロジェクトにおいてそれぞれの分野における各自の強みと影響力を十分に発揮しながら協力を繰り広げることが期待されます。注目すべきなのは、カナディアン・ソーラーは世界範囲で14ギガワット以上に上る太陽光発電総設備容量の記録と約10.3ギガワットに達する太陽光発電プロジェクト貯蓄量を打ち立てたことです。双方は屋上分散型太陽光発電システムの建設に向いている投資プロジェクトを共同で開発し、主なターゲットリソースとして、外資系背景のある世界企業トップクラス500社の工場、生産基地、及び双方によって認められるその他のプロジェクトなどが挙げられます。
双方の共同開発による太陽光発電プロジェクトは、ライフサイクル全般において、約600万トンに達する二酸化炭素排出量を減らすことができ、25億リットルのガソリン消費量の削減と同等な効果をもたらすことになります。