中国・北京において、2017年1月10日に、アジア・クリーン・キャピタル(英語表記はAsia Clean Capital、頭文字をとって「ACC」という)は、偉速達(中国)汽車安全系統有限公司(英語表記はVAST China、「VAST」という)と1.15メガワット規模の屋上太陽光発電プロジェクトとエネルギーをめぐるサービス契約に正式に調印したことを明らかにしました。同契約によると、ACCは江蘇省・太倉に位置するVASTの生産基地向けに、全額投資、システムの設計、工事の施工及び長期運営・メンテナンスを含む太陽光発電プロジェクトに関するワンストップ・エネルギーサービスを提供することになります。
太陽光発電システムによって得られるグリーン電力は、現地電力網の電気料金よりさらに安い約定価格でVAST太倉工場へ売買されます。ユーザーとして、VASTは前期投資をゼロに抑え、エネルギーコストを継続的に減らすことができます。
ランニングコストの削減によってもたらす経済効果のほか、分散型太陽光発電システムは著しい環境保全効果をもたらすことができます。伝統的な石炭火力発電所に比べ、ACCの太陽光発電システムはライフサイクル全般において、約22,325トンの炭素排出量を減らすことができ、1260万リットルのガソリン消費量の削減と同等な効果をもたらすことになります。
「VASTの長期的エネルギー戦略提携パートナーになれて、大変光栄に思っています。」とACCの最高経営責任者(CEO)を務める唐瀚文氏(Mr.Thomas Lapham)が示し、また「VASTは自動車業界の顧客向けに全面的に製品とサービスを提供することに力を入れ、世界で数多くの製造工場を持っています。太倉プロジェクトは当社とVASTが協力合意に達した初めてのプロジェクトです。このプロジェクトによる模範的な役割を通じて、この提携モデルをVASTの他のプロジェクトに普及させていくことを希望しています。」と続けました。