アジア・クリーン・キャピタルと京セラ(中国)が提携発表 百メガワット規模の分散型太陽光発電プロジェクトが江蘇省実施へ

中国・北京において、2016年5月11日に、アジア・クリーン・キャピタル(英語表記はAsia Clean Capital、頭文字をとって「ACC」という)と京瓷(中国)商貿有限公司(Kyocera、「京セラ」という)は今日、両社が分散型太陽光発電システムをめぐる提携契約を正式に締結したことを発表しました。同契約によると、ACCと京セラは、主に江蘇省・蘇州地区向けに100メガワット規模の太陽光発電プロジェクトをめぐる提携を展開していく計画です。同プロジェクトに関して、ACCは太陽光発電システムの全額投資を提供するのに対して、京セラはACC向けに質の優れた顧客リソースを導入し、またプロジェクトのための工事設計などの技術支援とその他のサービスを提供します。

ACC・100メガワット太陽光発電プロジェクトは蘇州地区で実施され、同地区に投資したり工場を開設したりする世界企業トップ500社は、同プロジェクトによるベネフィットを真っ先に手に入れることになります。太陽光発電システムは工業工場とオフィスビルの屋根に取り付けられ、このようにして、遊休の屋上資源を活用してグリーン太陽エネルギー電力を開発します。協力企業は投資をゼロに抑え、エネルギーコストを継続的に削減することができます。

京セラは日本で有名な実業家である稲盛和夫氏が創設したトップ500企業であり、太陽光発電製品は同社にとって重要産業のひとつです。ACCの最高経営責任者(CEO)を務めるThomas Lapham(唐瀚文)氏は「両社はそれぞれの分野における各自の優位性を十分に発揮しながら、協力を展開していきます。そして地元の生態環境構築に積極的に寄与していきます。」と語りました。